2026
R&D イノベーションサミット
DXからインテリジェンス・ドリブンへ
~ 科学的R&Dイノベーションの次代
2026年6月4日(木) 14:00 ~ 19:30
東京・赤坂インターシティコンファレンス
本年度のサミットでは、科学的イノベーションを推進するR&Dリーダーや、戦略的視点を持つ経営層が一堂に会し、AIとインテリジェンス駆動型の未来において、競争力を維持・強化するためにR&Dがいかに進化するべきかを探求します。
AIが切り拓くR&Dの新たな方向性や、日本のR&D組織および次世代のリーダーが、この転換期をいかに持続的なグローバル競争力へとつなげていくかについて、多角的な視点から議論を展開します。

開催概要
2026年 R&D イノベーションサミット
- 開催日:2026年 6月 4日 (木) 受付 13:30 開始
- 会場:赤坂インターシティコンファレンス
〒107-0052 東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR 3F・4F - 参加費:無料
- 対象者:研究開発領域のリーダー、上級研究者、研究開発DX担当者、経営幹部
- 主催 : エンソート合同会社
- 共催:化学工業日報社
※ご登録には勤務先のメールアドレスでお願いいたします。
※ご登録情報に基づき、ご参加いただける方には「受講票メール」をお送りします。ご登録のみではご参加いただけませんのでご了承ください。
Enthoughtは本年
科学主導の企業とのパートナーシップ25周年を迎えます。
2026年、あらゆる業界でAI進化はさらに加速
R&D領域においても最新のAIがもたらす『真の可能性』と現状の研究手法との間に大きなギャップが生まれつつあります。
効率化にフォーカスを当てていたDXを超えて、
科学的発見をデータから戦略的に導き出す
インテリジェンス・ドリブンへのアプローチへ
多くのR&D組織の構造は、依然「AIが進化する前」の時代に最適化されたままです。多くの組織はデータの蓄積に終始し、それを戦略的な知性(インテリジェンス)へ昇華させる手法を持っていません。この『能力のギャップ』が、グローバル競争における最大の壁となっています。
講演者
デジタル庁:シニアエキスパート(兼務)
平成8年12月 静岡大学情報学部 助手、平成14年4月 産業技術総合研究所(産総研)・研究員、上級主任研究員などを経て平成29年8月 経済産業省 商務情報政策局 情報産業課 企画官、令和2年7月 商務情報政策局 情報経済課 アーキテクチャ戦略企画室長、令和6年7月より現職。博士(工学)(慶應義塾大学)。現在、デジタル庁・シニアエキスパートを兼務。
1991年昭和電工(現レゾナック・ホールディングス)に入社し、ハードディスク工場に配属。昭和電工エレクトロニクス(SEL) 研究開発センター リーダー、ハードディスク事業部 営業部長、デバイスソリューション事業部 営業部長 兼 生産技術統括副部長、デバイスソリューション事業部 技術開発統括部長 兼 SEL研究開発センター長を歴任。2023年1月より現職。
エリック・ジョーンズは、デューク大学で電気工学の博士号および修士号を取得し、ベイラー大学で機械工学の学士号を取得しました。彼は、Pythonの科学コミュニティの創設者の一人として広く知られ、AI/機械学習、画像処理、3Dビジュアライゼーション、および並列計算を活用して、最も複雑なビジネス課題を優雅に解決する革新者です。 2001年にエンソート(Enthought)を設立し、科学計算、エンタープライズ向け科学ソフトウェア開発、科学分野のデジタルトランスフォーメーションにおいて、同社を世界的なリーダーへと成長させました。 エンソート設立以前は、電気工学の分野で数値電磁気学と遺伝的最適化に関する研究に取り組んでいました。
東北大学大学院にて農学博士号を取得(抗生物質エナシロキシンの合成研究)。2015年に第一三共株式会社へ入社し、創薬化学研究、モダリティ研究所にて新規バイオテクノロジー研究に従事。2024年よりテキサス州オースティンのEnthought Academyへ派遣され、2026年5月までタンパク質工学研究のためのシステム開発技術習得プログラムに参画。科学計算用Python、AI、クラウド技術などの高度なITスキルに加え、研究現場におけるデータ統合や自動解析システムの構築、プロジェクト・リーダーシップまで、サイエンスとテクノロジーの融合領域で幅広く活動しています。
研究員
東北大学大学院工学研究科にて博士(工学)を取得後、2022年に住友化学株式会社へ入社。
ICT & モビリティソリューション研究所において、計算科学および画像解析を用いた材料開発を推進するとともに、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)の組織的な立ち上げを主導。2025年10月からは同研究所にて、実験実務に軸足を移し、半導体関連材料の開発に従事。
同年、出光興産株式会社に入社し、次世代技術研究所 解析技術センターに所属。
量子化学計算を専門とし、シミュレーションによる材料のメカニズム解析やマテリアルズインフォマティクスを用いた材料探索に取り組んでいます。
2023年・2024年度にはEnthought Immersion Program(東京・オースティン)に参加し、Enthought社様の指導のもと分子生成AIによる材料設計手法の確立に取り組みました。
東京大学卒、同大学院新領域創成科学研究科で修士号を取得。
16年以上にわたり、幅広い業界の企業で研究開発の推進を多角的に支援。特に、AIやデジタル技術を活用したソリューション導入、デジタル戦略の策定・実行、組織変革に豊富な経験を持つ。PwC、エルゼビア、国内AIスタートアップ等で事業開発やコンサルティングに従事し、研究開発の意思決定支援やビジネスリーダー層まで対象としたデジタル人材育成も手掛ける。
エンソート合同会社 代表
三井 俊男は米国および日本において、半導体、製造業、ヘルスケア分野を中心に、開発製造、事業開発、経営の各領域で豊富な経験を有しています。
米国IBMでは27年にわたり先端半導体技術開発、テクノロジーサービス事業、ワトソンを活用したヘルスケア事業に従事し、各国の半導体関連企業との共同開発や技術移転、製造、ヘルスケア領域での事業開発を推進しました。その後、GEヘルスケアでデジタルソリューション事業の変革を牽引し、アマゾン ウェブ サービスでは日本およびアジア太平洋地域の製造業における事業開発と市場展開を主導しました。
2026年にエンソート合同会社に入社。慶應義塾大学卒業後、デューク大学にて電気工学の修士号および博士号を取得しています。
溝上は関西学院大学(兵庫県西宮市)にて商学部経営卒業、その間カナダに渡り、アルバータ州マウント・ロイヤル・カレッジでマーケティング課程を修了。
2023年エンソート入社以前は、世界的なデータ管理会社であるDigitalRouteのカントリーヘッドを務め、同社の成功に極めて重要な役割を果たしました。
溝上は常に先進的な考え方を持ち、これまで様々なグローバルテクノロジー企業でリーダー的ポジションを務め、優れた実績を残してきました。これからはエンソート経営陣の重要な一員として、日本事業の拡大に向け陣頭指揮をとっていきます。現状から脱却し、革新的なソリューションを実現する彼の情熱はこれまで多くのビジネスシーンで証明されてきました。
東京大学卒、同大学院新領域創成科学研究科で修士号を取得。
16年以上にわたり、幅広い業界の企業で研究開発の推進を多角的に支援。特に、AIやデジタル技術を活用したソリューション導入、デジタル戦略の策定・実行、組織変革に豊富な経験を持つ。PwC、エルゼビア、国内AIスタートアップ等で事業開発やコンサルティングに従事し、研究開発の意思決定支援やビジネスリーダー層まで対象としたデジタル人材育成も手掛ける。
タイムスケジュール
開会の挨拶
三井 俊男
コーポレート・バイスプレジデント兼エンソート合同会社 代表
研究開発はなぜDXで変われなかったのか ―― KnowledgeとIntelligenceのデカップリングという未踏の課題(仮)
和泉 憲明 氏 (博士(工学) )
株式会社AIST Solutions:Vice CTO
デジタル庁:シニアエキスパート(兼務)
「2025年の崖」問題の提起者として、デジタル産業革命の100年(1950〜2050年)を俯瞰し、R&D組織が直面する構造的矛盾に切り込みます。
多くの企業がDXに取り組み、実験データの電子化やクラウド移行を進めました。しかしそれは「Knowledge層(蓄積されたコンテンツとしての知)」のデジタル化にとどまり、「Intelligence層(問いを生成し、知を組み替えるプロセスとしての知性)」は研究者個人に束縛されたまま温存されています。生成AI時代においてデータ・情報・知識・知恵の階層的区分は意味を失いつつあり、R&D組織が直視すべきは、この Knowledge/Intelligence の二軸で自組織の知的活動を再設計することです。
本講演では、DXを「情報と物理媒体のデカップリングが企業組織にまで到達する過程」と再定義した上で、R&D組織に蓄積された「イノベーションの負債」――Knowledge層は電子化されたがIntelligence層は属人的なまま劣化し続ける構造――を診断します。ベテラン研究者の退職とともに揮発するのはKnowledgeではなくIntelligenceであること、「何を研究しないか」というR&D最高難度の判断が依然として組織化されていないこと、AIレディな組織とはIntelligence層を組織として設計・運用できる構造を意味すること――これらを構造的に論じ、デジタル産業革命の第4四半期(2025-2050)における日本のR&D組織の転換条件を提示します。
レゾナックにおけるR&D DXの挑戦 ― データ駆動型研究開発による価値創造 ―
福島 正人 氏
株式会社レゾナック・ホールディングス執行役員 CTO(最高技術責任者)
レゾナックでは、データとデジタル技術を活用したR&D DXを推進し、研究開発の高度化とイノベーション創出を目指しています。本講演では、材料開発におけるデータ活用や研究プロセス改革の取り組みを紹介し、DXによって研究開発の価値創造を加速するための実践と展望について共有します。
休憩
Intelligence at Scale: エージェント型AI時代のR&D
Eric Jones, PhD
エンソート合同会社 CEO(最高経営責任者)
エリック・ジョーンズ博士は、今日の科学技術計算のデファクトスタンダードとなっている「Scientific Python(SciPy)」エコシステムの創設者の一人として、世界中のサイエンティストから「SciPyの父」と呼ばれています。
複雑な推論能力と自律性を備えたエージェント型AIの登場により、AIは単なるツールから主体的な研究パートナーへと進化する、根本的な転換点を迎えています。しかし、材料科学や化学といった高度に複雑なR&D領域において、AIは自らが何をすべきかをどのように判断するのでしょうか。
本セッションでは、科学技術計算とAIの融合領域において25年以上にわたり世界の最前線を走り続けるエリック・ジョーンズ博士が、「Intelligence at Scale(『知』のスケールアップ)」という注目すべき新たなパラダイムを提示します。更に、各社独自の組織的知見・企業知(データ、プロセス、専門知識)の体系化・コード化から、LLMの推論能力の活用、そして確固たる信頼性を備えた成果の確保に至るまで、実現に向けて必要となる中核要素についても解説。
R&D組織にとって、エージェント型AIは表面的な期待や盛り上がりに留まるべきものではありません。本セッションは、現在の技術進化を科学的発見とイノベーションの最大の好機へと変えるための実践的で明確な指針を提供します。
R&D変革を次世代へつなぐ ---インテリジェンス・ドリブンな組織への転換を引き継ぐ次世代リーダーたちの挑戦
※ 外部講演者名・五十音順
◆パネル
五十嵐 渉 氏 第一三共株式会社 Scientist
上原 周一 氏 住友化学株式会社 研究員
濱野 藍 氏 出光興産株式会社
◆ファシリテーター 佐藤 祐樹
エンソート合同会社 プロフェッショナルサービス&カスタマーサクセス
本セッションでは、変革の最前線に立つ次世代リーダーが、自らの挑戦と実践知を共有します。
何が変革の原動力になるのか、どこで壁にぶつかるのか、そして変革を一過性で終わらせず組織に根づかせるには何が必要なのかを掘り下げます。世代を超えてR&D変革を推進するための視点を共有します。
閉会の挨拶
溝上 勝功
エンソート合同会社 代表取締役社長
創立25周年記念 ネットワーキングパーティー
科学とテクノロジーの交差点における刺激的な会話をお楽しみください。
木曜日, 6 4
14:00 - 14:05
開会の挨拶
エンソート合同会社
14:05-14:50
研究開発はなぜDXで変われなかったのか ―― KnowledgeとIntelligenceのデカップリングという未踏の課題(仮)
和泉 憲明 氏株式会社AIST Solutions:Vice CTOデジタル庁:シニアエキスパート(兼務)
「2025年の崖」問題の提起者として、デジタル産業革命の100年(1950〜2050年)を俯瞰し、R&D組織が直面する構造的矛盾に切り込みます。多くの企業がDXに取り組み、実験データの電子化やクラウド移行を進めました。しかしそれは「Knowledge層(蓄積されたコンテンツとしての知)」のデジタル化にとどまり、「Intelligence層(問いを生成し、知を組み替えるプロセスとしての知性)」は研究者個人に束縛されたまま温存されています。生成AI時代においてデータ・情報・知識・知恵の階層的区分は意味を失いつつあり、R&D組織が直視すべきは、この Knowledge/Intelligence の二軸で自組織の知的活動を再設計することです。本講演では、DXを「情報と物理媒体のデカップリングが企業組織にまで到達する過程」と再定義した上で、R&D組織に蓄積された「イノベーションの負債」――Knowledge層は電子化されたがIntelligence層は属人的なまま劣化し続ける構造――を診断します。ベテラン研究者の退職とともに揮発するのはKnowledgeではなくIntelligenceであること、「何を研究しないか」というR&D最高難度の判断が依然として組織化されていないこと、AIレディな組織とはIntelligence層を組織として設計・運用できる構造を意味すること――これらを構造的に論じ、デジタル産業革命の第4四半期(2025-2050)における日本のR&D組織の転換条件を提示します。
14:50-15:35
レゾナックにおけるR&D DXの挑戦 ― データ駆動型研究開発による価値創造 ―
福島 正人 氏株式会社レゾナック・ホールディングス執行役員 CTO(最高技術責任者)
レゾナックでは、データとデジタル技術を活用したR&D DXを推進し、研究開発の高度化とイノベーション創出を目指しています。本講演では、材料開発におけるデータ活用や研究プロセス改革の取り組みを紹介し、DXによって研究開発の価値創造を加速するための実践と展望について共有します。
15:35-15:50
開会の挨拶
休憩
15:50-16:35
Intelligence at Scale: R&D in the Age of Agentic AI
Eric Jonesエンソート合同会社 会長兼CEO(最高経営責任者)
Need description
16:35-17:35
R&D変革を次世代へつなぐ ---インテリジェンス・ドリブンな組織への転換を引き継ぐ次世代リーダーたちの挑戦
外部講演者名・五十音順◆パネル近日発表予定◆ファシリテーター 佐藤 祐樹エンソート合同会社プロフェッショナルサービス&カスタマーサクセス
「本セッションでは、変革の最前線に立つ次世代リーダーが、自らの挑戦と実践知を共有します。何が変革の原動力になるのか、どこで壁にぶつかるのか、そして変革を一過性で終わらせず組織に根づかせるには何が必要なのかを掘り下げます。また、今回は会場にお集まりの皆さまにも議論に加わっていただき、次世代リーダーへの期待、支援のあり方、越えるべき組織課題について双方向で考えます。登壇者だけで完結しない、会場参加型の対話を通じて、世代を超えてR&D変革を推進するための視点を共有します。
17:35 - 17:40
閉会の挨拶
エンソート合同会社
17:45 - 19:30
ネットワーキングパーティー
科学とテクノロジーの交差点における刺激的な会話をお楽しみください。
*英語のセッションには、日本語の同時通訳をご提供します。
*タイトルは決まり次第、更新いたします。
